なぜ530万円から37万円まで減らしてしまったのか

反省
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改めて、なぜこんなにも失敗してしまったのか。

今後の戒めと、本ブログを見てくれた皆さまが同じ失敗をしないよう、原因と対策を考えたいと思う。

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いつか下がるという意識がなさすぎた

初心者あるあるかもしれないが、調子がいい時は「まさかこれが一気に下がるなんてな」と、下がる事実に対しての意識が低くなりがちかと思う。

これを見て欲しい。

400万円入れていたものが、650万円になっている。

時間が戻るなら、ここで即決済したい。

この時は手持ちは全て買いで、全部が大きくプラスの状況。

日々多少増減があるものの取るに足らないことで、最終的にはどんどん大きくなっていく。

これは楽しい。なんなら株だけで食っていけるんじゃないか。そうだ、投資家になろう。

真面目にそう思い始めていた。

またこんな口座になる日を夢見て頑張るのである。

下がり始めてからの決済スピードが遅すぎた。

下がることの意識が足りていなかった。これだけではこんな大問題にはならない。

なぜなら+250万円もあったのだから。数秒でこれが全て消えたわけでは決してなかった。

これを見てほしい。

日足なので、1日の株価の動きである。

最初のでかい下がりを見ると600~700円程度、買い25枚なので、700円下がったとして、-175万円。

なので悲劇はほぼこの1日で起こったと言える。

当時の買いの金額を見ると、一番良いものでも23,126円。なので1日目の大幅下げを終えた時点で、ざっくり+55万円くらいになっている状況。

下がったとはいえ+55万円、「全然良いやん」と思うかもしれない。今の私もそう思う。

しかし、昨日まで+250万円だったという事実がある。ここが難しい。

その前まで1ヶ月くらいずーっと上がり調子だった状況から、1日で200万円下がる衝撃。

これは凄まじいものがある。そして、受け入れられない。

「いうても待てば上がるんちゃう?一時的なかもしれへんやん?いうてもまだプラスやし!」

と思ってしまうのである。そう思った、自分も、

アドバイザーのおじさんも。←それを止めるのが君の役割ちゃうの?

そう、遅くともこのタイミングで決済すべきだった。

なんなら、やはりこの2018/10/4(ファーストインパクトと呼んでいる)の瞬く間に下がるこの瞬間、勇気を持って損切りすべきだった。

そしたら+100万円くらいでは着地できた。

もしくは売りを入れるかだが、自分は塩漬けを避けるためにも、決済を強くオススメしたい。

アドバイザーを信じすぎた

この口座はアドバイザー付きの口座である。

正直自分はよくわからないままこのくりっく株365を始めてしまった。

もちろんやりながら知識はつけていたが、こと決済をすることに対してはあまりピンと来ておらず、アドバイザーおじさんのいうことを真摯に聞いていた。
(このおじさんは質問しても回答せず逆ギレするので、本当によくない。めんどくさいので丸々任せてしまっていた)

そしてファーストインパクトが起こった。おじさんも予想外らしい。

でも考えるべきは、このアドバイザーは何の痛手も責任も追わないという事実。

彼らは手数料で稼いでいるので、+250万円で決済して終えられるよりも、ああだこうだ買い売り入れて枚数を多く取引してもらうのがミッション。

そんな彼らに丸投げするなんてことは絶対にあってはならなかったし、金額を託しすぎた。

これは本当に後悔である。

マイナスになってからの損切りはもっと難しい。

決済が遅かったことから大きく利益を減らしてしまった。

次にくるのは大きなマイナスと、損切りである。

大きなプラスが下がるだけでも到底受け入れ難いのに、それがマイナスになるなんてことはもうどうにも受け入れられない。

一昨日まで+250万円だったのが-50万円・・・

そこで決済は本当にし難いのである。

そして、その4日後(営業日換算)、23,000円まで下がり、次の日には22,400円まで下がってしまう。(22,700円まで下がったところでようやく売りを入れ始めていた。それでも探り探りで、まだ回復もありうると願っていた)

対策

見てもらったように、実際この状況になると切ることは相当な勇気がいる。

ではどうすればよかったのか。対策を考えたい。

半分程度決済してしまう

大きく下がった!このタイミングで半分程度決済してしまう。

そうすれば、もし切り返して上がったとしても全てがなくなるわけではないし、そのまま下がっても被害額を下げることができる。

損切りラインを決めて、機械的に対処する

・+100万円を切る事態が起こった時には、無条件に決済する
・23,500円まで下がった時には決済する

など、自分でルールを決めて、その事態が起こった際には無条件に切る。

事前に決めておくことが大事である。

買いと同じ枚数売りを持って、ロックさせる

決済することに抵抗があれば、同じ枚数売りを持つことで、完全に上げ下げをロックすることができる。この時も怪しい段階で同じか、少し少ない分くらいの売りを即持つことで、様子を伺うことができた。

有利な買いポジションを失いたくない場合、少し様子見をしたい時には有効な手である。

まとめ

自分の反省を活かしてもらえたら幸いである。

いざこの状況になると、本当に思考停止してしまうので、事前にどう対処するのかを決めておく必要がある。

もしくはこまめに決済していくかだが、過去の投稿の通り、早めに切りすぎて大きなプラスを取り損ねることも多々ある・・・。

このさじ加減が難しいんよなぁ・・・

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